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VHO式矯正治療とは
深爪が原因の「陥入爪」や、内側へ異常に湾曲していく「巻き爪」で悩んでいる方が非常に多いにもかかわらず、あまり優れた治療方法がありませんでした。「VHO式矯正治療」は爪を深く切り込んでいても施術が可能で、施術当日から入浴、運動も可能です。日常生活には支障がない優れた方法です。
施術手順は
- 専用のスチール鋼を爪の大きさに合わせて切り、爪の湾曲状態に合わせてワイヤーを湾曲させる。
- これを爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、固定する。
- 余分なワイヤーをカットした後、人工爪でワイヤーの固定部分をカバーする。
という手順で施術します。
1. 爪の湾曲状態に合わせてワイヤーを湾曲させる。
2. 爪の左右に引っかける
3. 専用のフックを用いてループを巻き上げ固定する。
4. 余分なワイヤーをカットする
5. 人工爪でワイヤーの固定部分をカバーする
6. 完了
爪の横に引っ掛けたワイヤーは、一見、食い込んで痛いように見えますが、血管が走っている真皮内まで突き刺すわけではないため痛みを感じることはなく、出血もしません。従って、麻酔の必要もありません。固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、施術して2~3ヵ月後に付け替えを行います。これを半年から1年くらいかけて矯正していきます。医療機関での施術費は日本では保険適用がないため、自由診療となります。しかしこれを手術治療した場合の、術後1~2週間も続く痛み、醜く完治した爪、手術そのものにかかる費用等を考えれば、それほど高いものではないと思われます。
VHO式巻き爪矯正技術の由来
VHOとはメディカル・フスフレーガーのエルヴィラ・オストホルト氏によって1979年に創設したオートニクシー研究所で開発された巻き爪矯正技術につけられた名称です。重度の巻き爪の矯正法として、手術以外の選択肢=血を出さず、痛くない方法を開発してVHOと命名しました。
Virtuose Human Orthonyxie の頭文字をとったもので、
「熟練の技による人間的な巻き爪矯正法」というような意味です。
Virtuose = 名人、大家、巨匠(同学社版 新修ドイツ語辞典より
Human = 人間の、人間らしい、人道的な(同上)
Orthonyxie = ギリシャ語でOrthos(まっすぐ)+Onyx(爪)
スコットランド人歯科医ロス・フレーザー氏による造語です。(1964年)
VHOのここがすごい!!
VHO式巻き爪矯正は、人間の自然な治癒力を活かした方法であり、患者様の満足度が高い治療です。
個々の巻き爪の形状や爪周囲の状況に合わせてワイヤーの長さやカーブ、張り具合をその場で素早く調整できるため、
- 型取りなどの手間や時間が必要なく、施術にかかる時間が短い
- 個々の爪に最適な力加減で(無理なく強力に)矯正できる
ワイヤーを皮下組織に刺すのではなく、爪に引っ掛ける(接着剤などを使わない)構造なので、
- 爪・皮膚に損傷を与えない
- 爪・皮膚への通気性が保たれる 非常に衛生的
VHO以外の手術は高価で、術後も数週間は痛みが続き、治っても爪は小さく不自然な形状で、
趾の踏ん張りがききにくくなるのに比べて
- たいへん経済的
- 極めて短時間で痛みが引く(ワイヤーをかけた時点で巻きの圧力が激減するため痛みも激減する)
- ワイヤーをかけた状態で日常生活に支障がない
- 矯正完了後は自然で健康的な形状(きれいな形の爪)が期待できる
< 料金 > 初回1本 18,000円 2回目以降1本 12,000円