診療案内
ほくろ・イボ・刺青(タトゥー・入れ墨)
刺青(タトゥー、入れ墨)除去
刺青(タトゥー、入れ墨)除去に関する悩み
流行やファッション感覚の軽い気持ちで、あるいはその時は良いと考えて入れてしまった刺青(タトゥー、入れ墨)。しかし刺青による社会的な不利益は相当大きいものです。 進学、就職や結婚などを機になくしたいと考えている若い世代の方から、 若気の至りから勢いで入れてしまったが後悔してしまっていて世間の目が気になる、 プールや温泉に行かれない、お子さんやお孫さんに見せられないといった各世代の方まで、さまざまな刺青除去の悩みがあります。でもいざとなったらレーザーで簡単に消せるからと思っている方も少なくないと思います。しかし、現実はそう簡単なことではありません。
刺青除去を考えている方には次のような希望があります。
- とにかく刺青が入っていたという痕跡(事実)を消したい。
- 短期間ですぐになくしたい
- 今より目立たなくなる程度でよい
- なるべくきれいに取りたい
これらのご希望を専門医がお聞きして、最適な治療法を説明させて頂きます。
刺青の状態とご要望に合わせて治療法を選択します。
刺青(タトゥー、入れ墨)除去には大きく分けるとレーザー治療と外科的手術があります。
ピコレーザー治療(ピコタトゥー)
切除法
外科的治療の適応と手術方法
外科的治療の適応としては、傷痕は残っても早急に刺青である事が判らなくなる事を望む方が適応となります。特に結婚や就職前の方に多くみられます。
①単純切除術
1回で切除して縫縮する方法です。切除できる範囲は刺青の大きさと部位で決まります。 皮膚に伸びのある部位ではかなり大きい刺青まで1回で取り除きます。
②分割切除術
広範囲なために、1回では取り除くことはできない場合に行います。2~3回に分けて切除縫縮を繰り返します。手術の間隔は、手術により無くなった皮膚の弾力が回復する約6か月間とていますが、部位によっては1年が必要な場合もあります。
※また、分割切除術では時間がかかるため、1回の単純切除術で可能な限り除去し、取り残した刺青を炭酸ガスレーザーで削る事で、1回の治療で終了することもできます。
※『刺青(タトゥー、入れ墨)はレーザーですべて取れます』というのは問題があります。高額な費用と長い時間をかけて治療したが、結局消えなかったでは、どうしようもありません。
逆に『レーザーは駄目、何でも切開して取ります』も偏っています。レーザーが効果的な刺青もありますので、状態に応じてレーザー治療、手術治療を使い分けることが重要です。
※刺青(タトゥー、入れ墨)除去の手術は豊富な経験と高度な技術が必要です。当院では形成外科、美容外科の専門医が治療を行います。
姫路さくらクリニック。のこだわり
- 診察時にあざ・刺青の状態を正確に診察し、治療方法と経過について 詳細に説明します。
- 治療効果を最大限に引き出すために、ご希望により当院独自の 高濃度ビタミンCイオン導入法、トラネキサム酸導入法などの併用治療を行っています。
- 治療では局所麻酔剤を使用しますが、調合した薬剤を使用しできるだけ痛みを 少なくしています。
- あざ・刺青切除後の傷の縫合は、形成外科的に、丁寧かつ正確に行います。
- 万が一傷痕が目立った場合は、その都度、形成外科的に適切に対処します。
- 大きなあざや刺青の場合は、複数回に分けて切除する方法を勧めることが あります(分割切除術)。