診療案内
しみ・美白・赤ら顔
レーザートーニング
最新の肝斑・色素沈着治療
レーザートーニングとは?
QスイッチYAGレーザーによる肝斑の新しい治療法です。 これまで肝斑にレーザー治療は禁忌とされてきましたが、その肝斑への画期的な治療法として、“レーザートーニング”が注目されています。肝斑のほかにも、毛穴やくすみにも効果的で、治療後は肌がツルツルになると多くの方が実感しています。
レーザートーニングは、次のような症状に最適です。
- 肝斑
- 表在性のしみ、色素沈着
- 肌のくすみ
- 毛穴の引きしめ
- アトピー性皮膚炎後の色素沈着
- 他のレーザーが効かないしみ
「肝斑(かんぱん)」とは?
両頬、額、下顎、上口唇(鼻の下)に左右対称に出るアジア人女性に多いしみです。
肝斑は、30代~40代以降の女性の約半数近い方に見られるごく身近なシミで、シミ治療を考える人の約40%にこの「肝斑」があると言われています。
肝斑は紫外線も強い発症要因になりますが、更年期やピル内服中などに出現したり、妊娠・出産時期に出現したまま改善しないこともあること等から、女性ホルモンが関与しているということが分かっています。肝斑発生時には何となく頬がくすんだ感じがする程度ですが、放っておくとしだいに範囲が広がり濃くなっていきます。頑固なシミとなりますので早めのケアが必要です。
当院では、内服、外用薬にトラネキサム酸の導入を組み合わせた総合肝斑治療をおすすめしています。
レーザートーニングが肝斑治療を可能にした理由
均一な照射
“レーザートーニング”でもっとも重要なのは、レーザーが照射される形です。
通常、レーザーを照射するとレーザービームの真ん中のエネルギーがいちばん高くなり、端にいくほど弱くなります(ガウシアン型)。
しかし、パワーが弱すぎる端の部分では効果がみられず、強すぎる中心部では炎症を起こして肝斑が悪化する可能性があるため、今までのレーザー機器では肝斑治療に適していませんでした。
「Med Lite C6」ならレーザーがフラットに照射され(トップハット型)、均一にエネルギーを届けることができるため、効果的で確実な“レーザートーニング”による肝斑治療が可能になったのです。
弱いパワーでの照射
肝斑は、ホルモンバランスの崩れなどの原因によって何らかの作用で常に炎症が続き、その結果メラニンをどんどんつくりだす「炎症性の色素沈着」を起こしている状態といわれています。
炎症を起こさせないくらいの弱いパワーでレーザーを照射し、肌の中に滞留しているシミの原因であるメラニンを少しずつ壊していくことで、安全で確実に肝斑を治療します。
レーザートーニングの効果について
- 回数ごとに、徐々に効果があらわれます。 (3回目頃からうすくなったと実感される方が多いです。)
- 治療の目安として、1週間毎に1クール5回程度治療をおこない、経過をみます。
- しみが浮き出たり、かさぶたになってはがれたりするような反応はありません。 (ダウンタイムが少ない。)
- 1クール(5回)終了後、効果が不十分な場合はさらに2週間おきに5回程度追加治療をおこないます。
- その後は、効果を維持し、再発を防ぐために1~2ヶ月毎にフォローアップ治療をお勧めいたします。
レーザートーニングの特徴
- 従来の肝斑治療よりも効果的に早く肝斑を改善します。
- 肝斑、しみ、色素沈着の再発頻度が少なくなります。
- 毛穴の開きやくすみ肌にも効果的です。肌がツルツルになるのを実感できます。
- 皮脂腺を刺激し、ニキビにも効果を発揮します。
- うぶ毛の除去効果もあり、お肌がツルツルになります。 (1シーズン程度生えてこなくなります。)
- 痛みがほとんどありません。 (麻酔の必要がありますん。)
- ダウンタイムや副作用はほとんどありません。 (治療後ほてったような赤みが出ますがすぐに引きます。)
- 施術後すぐに洗顔、メイクが可能です。
- お肌の奥のコラーゲンを増やし、お肌のハリや毛穴の引き締め効果も期待できます。
治療の流れ
カウンセリング
まず、希望部位を伺い、お肌の状態を充分に診察させて頂きます。
その後治療法、効果などを患者様が納得いただくまでご説明いたします。
↓
洗顔
洗顔してメイクを落として頂きます。
↓
施術
目の保護用ゴーグルをつけて頂き、照射していきます。 治療時間は約10分間程度です。↓
術後
治療後は痛みや肌のダメージもほとんどございませんので、術後からメイクをしてお帰り頂けます。
施術後の注意
- 当日は、シャワー、入浴の制限はありません。
- レーザー照射直後に洗顔やお化粧が可能です。
- レーザー照射後は、肌が乾燥しますのでしっかりと保湿をし、日焼けをしないように十分注意をして下さい。
効果的な併用治療
レーザートーニングと以下の治療を組み合わせると、最大の肝斑治療効果を期待することができます。
- イオン導入(トラネキサム酸)
- 内服美白剤(トラネキサム酸1500mg、ビタミンC、ビタミンE、L-システイン)
- トラネキサム酸ローション(いつものお化粧の最初に使用)
- トラネキサム酸UVプロテクト(いつものお化粧の最後に使用)
料金(税抜)
通常料金 | 特別料金 | |
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全顔: | 20,000円/回 | → 12,000円/回 |
全顔1クール(5回セット):100,000円 → 50,000円
年間パス(1年間有効、12回まで):200,000円 → 100,000円
※レーザートーニング1クール(5回)+TAイオン導入(5回)=特別料金 80,000円
Q & A
- Q. 肝斑にレーザー治療はよくないと聞きますが?
- A. 従来のレーザー治療ですと、メラニンの生成を促してしまうという点で逆効果とされていました。 しかし、レーザートーニングは非常に低出力なフラット照射を数回にわたり 繰り返すことで、肝斑の悪化につながるような刺激を避けつつ、直接治療することを可能にしました。
- Q. 肝斑なのかシミなのかわからないのですが…肝斑でないシミにレーザートーニングをしても大丈夫ですか?
- A. 施術前に専門医が診察させて頂きますので、ご安心ください。またレーザートーニングは肝斑以外にくすみや色素沈着、毛穴改善にも有効です。肝斑以外のシミに受けられても心配はございません。
- Q. レーザートーニングは痛くないですか?
- A. 少し刺激を感じる程度です。通常、麻酔は必要ありません。
- Q. 治療後(当日)はどうなりますか?
- A. 照射した部位に少々赤みが出ますが、数時間でおさまります。当日からメイクも可能です。絆創膏などを貼っていただく必要もありません。
- Q. レーザートーニングで肝斑を完治できますか?
- A. 肝斑の発生原因にはいまだ不明な点が多く、レーザートーニングは今現在、最も有効な治療法ですが、完治させられるとは言いきれません。 内服薬やイオン導入などの併用や、紫外線をはじめとした肌ストレスを避けて頂くと治療効果が高まります。
- Q. 注意することはありますか?
- A. 保湿を心がけ、日中は日焼け止めを塗るなどして、日焼けをしないよう注意してください。こすったりさわったりするのも刺激になりますので、避けてください。治療直後からメイクが可能で、入浴もできます。