診療案内

巻き爪・陥入爪

保険診療のご案内

形成外科・皮膚科・小児外科の保険診療

保険証地域医療を大切に考え、美容医療とともに、機能的な問題の解決手段(生活の質の向上)として形成外科・皮膚科の保険診療を充実させていきたいと考えております。 何よりも安全を最優先に、「患者様第一主義」の医療を徹底して参りますので、何なりとご要望をお伝え下さいませ。

疾患、症状等によって、保険適応での診療が可能となっております。

※保険証をご持参下さい。
※治療方法によって、保険適応外になる場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください。

疾患、症状ごとの保険診療

巻き爪と陥入爪(かんにゅうそう)の違いは

巻き爪と陥入爪は、いずれも爪が変形してくい込む病態で、ひどくなると歩くのも辛い位の痛みを伴います。
一般的には「巻き爪」という言葉がよく使われますが、実は「巻き爪」という病名はありません。
医学的には「陥入爪」という病名になり、以下のように定義されることが多いです。

陥入爪 巻き爪
陥入爪 巻き爪

巻き爪とは・・・単純に爪が巻いている状態

まず巻き爪とは爪全体がロール状に湾曲して内側に巻き込んだ状態のことです。両側の場合と片側のみが巻き込んでいる場合があります。痛みや出血、炎症がなければ即座に治療をする必要は特にありませんが、巻き爪の縁は爪の下や周りの皮膚を傷つけやすく、細菌による感染も重なって炎症を起こす爪囲炎という状態になることもあります。
もともと爪には内側に湾曲する性質がありますが、普段から立ったり歩いたりしていると、地面からの圧がかかることで爪はまっすぐ正常な状態を維持することができています。病気や老化で寝たきりの人や車イス生活をしている人は巻き爪になっていることが多いです。

陥入爪とは・・・爪が陥入し炎症を引き起こした状態

陥入爪は、爪の側端が周囲の皮膚に刺さって炎症を起こした状態です。陥入爪は、巻き爪があると起こりやすいですが、巻き爪がなくても起こります。第1 趾(拇趾)に見られることが多く、爪の端が皮膚と皮下組織に刺さっている状態です。食い込んだ爪の部分には不良肉芽に盛り上がって炎症を起こし、圧迫すると強い痛みがあります。また、細菌感染や化膿を起こす場合があります。
陥入爪は爪の先端が足の指の先端(つま先)よりも長ければ起こらないので、主な原因は深爪です。爪の側縁先端を短く切ること(深爪)が原因となりますが、陥入爪になると痛くなり、痛みを取ろうとして爪の側縁先端をさらに短く切ってしまうことで、ますます悪化します。

巻き爪・陥入爪の原因

・先天的
・合わない靴(安全靴等)
・スポーツ
・歩き方、立ち仕事
・爪疾患(爪白癬等)
・深爪
・外反母趾

治療方法

陥入爪手術(フェノール法)

治療の主な目的は、爪の幅を狭くして爪が皮膚に食い込まないようにすることです。爪の幅を狭くするには、爪の付け根にある爪母(爪の生産工場)を処理してくい込んだ部分の爪が生えないようにする必要があります。
フェノールという薬剤を用いて爪母を処理する方法が「フェノール法」で、最も主流な手術方法です。
フェノール法は強い蛋白腐食作用を持つフェノールという薬剤を用いて爪母を処理する方法で、くい込んでいた部分の爪が生えなくなり爪の幅が狭くなります。必要に応じて不良な肉芽や皮膚を切除することがあります。爪の幅が狭くなるので、巻き爪・陥入爪の再発リスクも低下し、矯正治療等と比べると根治的な治療方法です。巻き爪・陥入爪の手術では、爪母の処理が最も重要なポイントです。麻酔の注射は痛みがありますが、手術中の痛みはありません。術後の痛みも少なく歩いて帰宅できます。

フェノール法のメリット

・他の手術法に比べて簡便
・痛みが少ない
・縫合と抜糸の必要がないこと
・出血が少ないこと
・感染や不良肉芽を伴った場合も手術可能であること
・手術翌日からシャワー浴が可能なこと
・保険適応

治療費

巻き爪の手術(フェノール法)は健康保険の適応となります。通院や投薬も含めても手術費用は3割負担であれば通常片足(1趾)1万円程度です。また加入している生命保険や医療保険によっては日帰り手術の給付対象となる場合もあります。

よくある質問

・爪が痛い状態(巻き爪や陥入爪が疑われる状態)になったら、どのタイミングで受診すれば良いのでしょうか?
すぐに専門医の診察を受けて下さい。

・治療は痛みがありますか?
局所麻酔下に治療を行いますので、麻酔は少し痛いですが治療中の痛みはありません。

・手術後の痛みはありますか?
個人差はありますが、痛みはあります。痛み止めの内服薬を処方しますので、痛み自体は我慢できる程度です。フェノール法の場合は、術後の痛みが少ないという利点があります。

・巻き爪や陥入爪は再発するのでしょうか?
フェノール法による治療が一番再発が少ないと言われていますが、不適切な爪切りや、足に合わない靴、作業靴(安全靴)、立ち仕事、スポーツ等により再発することはあります。
※巻き爪・陥入爪の程度や個人差にもありますが、再発率は約30%です。
(当院の手術では、約10%程度の方に再発がみられています)。

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